MEL039xDIARY1.1 by mellow
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[497] 2011/06/21 (Tue)
×××ウチの従業員が全員iPhoneに変えました。
皆さんこんにちは。ホリエモンです。





オイラも最近大人になってさ。
日ごろあんまり怒らないように毎日心がけてんだけどさ。
今日は怒ってます!!!! 俺のブログはアホでスケベってのがテーマだからさ(笑)
なるべくこういった内容は書きたくないんだけど・・・・
今回ばっかりは我慢ならねー!!怒りに任せて書くから、まぁ読んで!!

先日いつものようにラーメンの食べ歩きに出かけたオイラ。
向かった店は超有名店。激混みで行列が出来てる。

最初に言っておくけど、
味も接客もサービスも全て最高。さすが有名店。とても勉強になりました。
じゃ何を怒ってるのかって?まぁ聞きなさいよ。

俺は少し離れた駐車場に車を停め、歩いて店に向かった。
そんな俺らが歩いてる横を走って抜かしていく男が一人。
若い感じだがもう良い大人だ。俺よりも先に行列に並びたいのだろう。

ま、待つのは誰でも嫌だし、一秒でも早く食いたい気持ちは分からなくはない。
腹の中で『せわしねぇ野郎だな・・・』って思ったぐらいで別に腹も立たなかった。

そして外に置いてある行列用の為の椅子に座るその男。
必然的にそのすぐ隣に座る俺。
俺の後ろにはもうすでに10人以上は行列が出来てる。皆じっと待ってる。

その間ずっと電話してるその俺の隣の男。
気にもとめない俺だったが電話の会話が断片的に自然に耳に入ってくる。

「あ・・・・はい。そこの角です・・・・」的な。

すると遅れて年配のオヤジとオバハン登場。そしてその若造の横に立っている。
つまりはその男が先に行列に並んでて順番を取っていたと言う事になる。
ま、良くある話だし、良く見かける光景だし、俺自身もやった事あると思う。

でもな〜んかムカついたんだよね。。。

俺の後ろからは『オイオイ・・・』『KY・・・』なんて声もチラホラ聞こえてくるし。

それでもまだ電話してる若造。
そんな時にもう一台車が到着し、中からヒョロっとした男が登場。
そして奴らと合流。計4人が「椅子に座って待つ」という店側のルールを無視して
待ってる人の横に立って並んでる状態。
これには店側の案内してくれる店員さんも困惑気味。

本気でムカついて文句言ってやろうと思ったんだけど
何に頭に来て、何が悪いのかイマイチ分かんないからやめた。

良く考えたら、そいつらは悪くないのかな?
ライブ会場でも、ディズニーでも、並んでる時って同じような事あるもんね?

でもな〜んかムカついたんだよね。何でか分かんないんだけどなんかムカついた。
何でだろ?当然のような顔してるその態度にムカついたのかな?
それに、もしそこで俺が年配のジジババや、そんなヒョロっとした若造たち凄んだら
俺の方がキ●ガイ扱いされちゃいそうだもんね。

で、入店。

激混みの店内。店員さんからは「合席でよろしいですか?」と言われる。
俺の答えはもちろん「YES」

俺が合席してもらう席の目の前には年配のご夫婦。
俺は軽く笑顔で目礼だけして、その人達の前に座った。

旦那さんの方は俺に目礼をし返したのだが
俺と目と目が合ってもそれを完全に無視するババァ!!!!!
先に食事を終え、立ち上がるその俺の目の前の夫婦。
すると椅子にバッグを忘れてる、そのババァ。

いくらムカつくババァとはいえ、本能でそのバックを手に取り
そのババァの元に走る紳士的な俺(笑)

そのババァに「忘れてますよ」と声をかけバックを渡す俺。
したらそのババァまた無視!!!!!蹴っ飛ばしてやろうかと思った。
『フザケンナ!糞ババァ!●ね!』と心の中で悪態を付いて自分の席に戻る俺。

そこには6人組みの高校生の集団。
全員が携帯片手に少し大きめな声で話している。今時の高校生だ。
その高校生が今度は俺の席に合席。
6人のうちの4人は一つのテーブル。
俺の目の前にはその中の2人が座る。

店員さんが俺に向かって「合席よろしいですか?」と尋ねる。
さっきのババァに対してのイライラを隠し「はい」と答える俺。

するとその高校生の一人が
「スイマセン!失礼します!」と元気に清々しく俺に声をかけて来る。

そして遅れてきた一人がまた俺に同じように
「前を失礼します!」と元気な声で俺に声をかけて来る。

その瞬間さっきまであった嫌な事が吹き飛んだ。
礼儀の良さと子供らしさが程よく融合した素晴らしい言動だった。
何が一番素晴らしいと思ったかって
二人別々に来たのに、二人ともしっかり挨拶した事。
「友達がやったから」じゃないって事。

初め俺は「高校生のガキか。。。合席ウゼェな・・・」って思った。
俺は自分の偏見だけで彼らを見ていた。
ところが先程まで俺が接した大人たちより数倍礼儀正しく清々しい。
そして俺よりも。

さっきの割り込みしたヤツより、お礼も言えねーババァより、
「近頃の若いのは・・・・」なんて言ってる糞みてーな大人より
よっぽど彼らの方が大人に見えた。

さっき俺があのババァにこの高校生のような態度を取っていれば
あのババァも俺に笑顔で答えたのかもしれない。。。



年齢を重ねるだけが大人になるって事じゃない。
当たり前のことを当たり前に行動できる。
それって今は当たり前じゃなくなってるのかもしれない。

もちろん糞みてーなガキは沢山いる。
むしろそっちの方が多いと思う。
でもこの日会った高校生はとっても素敵な大人に見えた。
だから写真撮らしてもらった(笑)

そして彼らの笑顔がラーメンの味をもっと美味しくさせた。

どっかの評論家が「味だけを適切に判定してます」なんて偉そうな事言ってたけど
「美味しい」と感じるのは決して味だけではないと思う。
接客だったり、笑顔だったり、店の雰囲気。
そして周りのお客さんも「美味しさ」含まれる。
ウチももっと頑張らなきゃ。


さて。
今日は怒ってる!って書き出したけど本当に怒ってるのはここから!!
さっき書いた事なんて『怒り』のウチに入んない!!!!

その有名店で学んだ事を肝に銘じ、お客様用の本を整理整頓してた俺。
ウチはお子様連れのお客さんが多く、そんな人たちの為に子供用の絵本や、
オモチャなどもお店に置いてある。
その中の一冊に何気に手を伸ばした俺。

そう。あの有名な『ウォーリーを探せ!』
(これはポケット版だから『ウォーリーをおえ!』ね)

これってさ、中はこんな風になってててさ

この中からたった一人だけいる赤と白の服を着たウォーリーを探しだす
パズル的というか、クイズ的な事をして楽しむ本だよね?
ウォーリーがどこかにいるのが分かっちゃったら、この本の意味ないよね?
ウォーリーがどこにいるか分かっちゃってたら、クイズとして成立しないよね?

その本を開いてみた。













ご丁寧にウォーリーに○くれてやがる!!!! しかも分かりやすく二重丸!!!!




このページも!!!!!





これも!!!!





これなんて作者は『これは絶対分からねーだろ』っていう渾身の作品だと思うぞ!!!





これに至っては、一回間違えて書き直してやがる!!!!!



全部のページに○くれてありました(笑)

最高におもしれーじゃねぇか(笑)爆笑しちゃったよ(笑)