MEL039xDIARY1.1 by mellow

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[634] 2014/01/21 (Tue) ×××北の国から 皆さんはあの『北の国から』ってﾄﾞﾗﾏ見た事あります？ 実は俺、大好きなんです。 ざっくり言うと､北海道の富良野を舞台に 不器用な父、黒板五郎と息子の純と娘の蛍の成長を描いたﾄﾞﾗﾏ。 なんと20年間も続いたﾄﾞﾗﾏなんです。 ﾄﾞﾗﾏが始まった当初は幼かった純と蛍も｡｡｡ 最後にはこんな大きくなりました。 いや〜何度見ても良いﾄﾞﾗﾏなのよ。 俺、声出して泣くﾄﾞﾗﾏなんてこの北の国からだけだからね。 あ。あと未来日記ねｗ まぁとにかく名場面が沢山あるわけ。 その中でも『北の国から　'87　秘密』のﾗｽﾄｼｰﾝは有名。 純が初めての恋に落ちた女子と､中学卒業したら東京の定時制の高校に通うって決めて それを父親の五郎さんに相談しなかった事でｹﾝｶになっちゃうわけ。 でも純的には自分の彼女の事を悪く言われたり 酒呑んでばっかりの五郎さんに対して不満があったりしてそれが爆発したわけ。 でも結局その女子の家が夜逃げしちゃうの。だから女子は東京には行けなくなる。 もちろん純も､もう東京には行かない。って絶望するんだけど ｷﾞｸｼｬｸしてたはずの父親の五郎さんが陰で凄い苦労してお金を作って 純が東京に行けるように準備してくれてたのね。五郎さん貧乏だからさ。 結局1人で東京に行く事になった純。で､最後に五郎さんと蛍と別れた後に ﾄﾗｯｸの運転手さんから封筒を受け取る純。 その中には運転手さんに。って五郎さんからの2万円入ってるんだけど 運転手さんは「それは受け取れない。お前の一生の宝物にしろ」って純に渡すわけ。 またその運転手役の古尾谷雅人が最高なわけよ!! ぶっきらぼうで愛想もない運転手なんだけど、熱い男なの!! で､その中に入ってた２万円に五郎さんの指先に付いてたであろう泥が付いてるの。 しかもﾋﾟﾝ札。あ、ﾔﾍﾞｪ。この時点で泣けてきた。 相当な苦労してその2万円を工面したんだろうね。 少し軽蔑してた父親がそこまでしてくれた事を､ この時初めて知った純は東京行きのﾄﾗｯｸの中で号泣するの。 この場面には俺も相当影響されてね。 福島から伊東に出てくる時、この場面思い出して電車の中で超泣いたの覚えてる。 ｳﾁの親も似たような事してくれたんだよな〜｡｡｡ だから俺もさ、この場面に習って 新年に去年お世話になったﾗｰﾒﾝ屋さん達に封筒に入れたお年玉とｶﾚﾝﾀﾞｰ配ったの。 ｵﾓﾁｬのお金だけどね（笑） で、その何日か後に､その中の一軒『一匹の鯨』の店長とそのｽﾀｯﾌがお礼に。 って差し入れ持って来てくれたの。ｼﾁｭｰｾｯﾄ。 なんと五郎さんと純と蛍の姿になって!!!（笑） だからｼﾁｭｰｾｯﾄだったのね（笑） 超ﾋﾞｯｸﾘしてる俺を尻目に何食わぬ顔で席に着く3人。 これには他のお客さんも二度見（笑） またこの3人のｸｵﾘﾃｨが高い!!（笑）こっちが本家ね。 で、五郎さんのﾄﾚｰﾄﾞﾏｰｸのﾆｯﾄ帽とﾄﾞｶｼﾞｬﾝには名字の『黒板』の刺繍入り（笑） 純の耳当ては『asics』だし（笑） 純と蛍の汚れた靴もﾄﾞﾗﾏの中と同じように忠実に再現（笑） そして注文はﾗｰﾒﾝ3つ。 ﾗｰﾒﾝが到着しても何故か食べない純。 まさか!!!まさかこれはあの伝説の名場面 『子供がまだ食ってる途中でしょうが！！』の再現!？ その名場面とは『北の国から '84 夏』のﾗｽﾄｼｰﾝで 黒板家が住んでた丸太小屋が火事になっちゃうんだけど 火事を出した原因は純の不注意なの。でもそれを純は親友の正吉のせいにしちゃうわけ。 他にも色んな事を全部正吉のせいにして来た純なんだけど このﾗｰﾒﾝ店で今までの嘘を全て父親の五郎に告白するわけ。 でも閉店時間が過ぎちゃって何度も女性店員に注意されるの。 で､一番大事な話の時に、閉店時間を過ぎてもなかなか帰らない事に 業を煮やしたその店員がまだ食べてる途中のﾗｰﾒﾝを無理矢理下げようとした時に それまで低姿勢だった五郎さんが 『子供がまだ食ってる途中でしょうが！！』と悪い事をしたはずの純をかばって その店員にｷﾚるっていう､超感動して泣けるｼｰﾝなわけ。 ﾗｰﾒﾝにもなっちゃったんだから（笑） そしてｳﾁの女性ｽﾀｯﾌが食べ終わった丼を下げようとしたら･･･ もう食べ終わってるのに､仁科君が 五郎さんのあの名ｾﾘﾌ『子供がまだ食ってる途中でしょうが！！』を披露ｗ この仁科君､普段五郎さんのﾓﾉﾏﾈ上手いんだけど この時は､照れが入ってて全然似てねぇ（笑） そしてお会計。 最後まであのｼｰﾝに忠実にﾎﾟｹｯﾄからｼﾜｸﾁｬのお札を出して払ってました（笑） ﾎﾝﾄ、ｽｹﾞｪ再現力（笑）でも俺、見ちゃった･･･ 仁科君、ﾎﾟｹｯﾄからお札出す瞬間、わざとお札握りしめてｸｼｬｸｼｬにしてた（笑） 本当の五郎さん、そんなに計算高くねぇから（笑）